合羽橋にある「釜浅」さんで、鉄打ち出しのフライパンを買ったのは、もう2年前のこと。最初は火加減だったり、油の量がわからず焦がすことも多く、ついテフロンばかりを使っていました。でもせっかく買ったのにそれじゃいかんと、少し前から失敗しても頑張って使うようにしていました。そうしたら油が馴染んできてどんどん使いやすくなってきました。
鉄のフライパンは、最初と、油を入れてからの過熱が重要です。煙がうっすら立つくらいまで加熱してから炒めれば、失敗することはほとんどありません。これを覚えればあとは簡単で、お手入れも水かぬるま湯でざばざば洗い、タワシを使って汚れを落とすだけ。洗剤は使いません。本当は油を塗っておくのが良いようですが、周囲が汚れるのでやめました。この方法なら塗らなくても馴染んだ油はそうそう剥がれません。
今では油を使わず炒める朝食のウインナーも。
ケチャップを入れたって大丈夫。
お弁当のおかずも。
朝の台所に欠かせないフライパンになりました。もともと小さ目が欲しくて買ったのですが、あんまりにも使い勝手が良いので、大きなサイズも欲しいなと思っているところです。
そして、台所に加わった新参者がこちら。
既に何度か使って色が変わっていますが、WESTSIDE33の銅の卵焼き器です。
購入する時、近くにあったアルミの卵焼き器を一緒に紹介され、「こちらのほうがお手入れは簡単ですよ。確かに銅はふっくら美味しく焼けるんだけど、お手入れがねぇ」とそっちを勧められたのですが、私は迷わず銅にしました。それは、鉄のフライパンの経験があったから。頑張って使い続ければ、きっと応えてくれる卵焼き器に成長する。そう確信していたからです。
そんなわけで、ふっくら卵焼きが完璧に焼けるようになるまではもうちょっと時間がかかりそうですが、先輩の鉄のフライパンが見守るガス台で、卵焼き器も頑張っています。お手入れも、たくさん使えばそんなに大変じゃないと思います。これからお弁当に毎日卵焼き入れちゃるでーって、気合入っています(笑)
こうやって育っていく道具というのは使っていて楽しいし、頼もしいですね。
おばあちゃんになるまでずっと。これから選ぶ道具は、そんな目線で選んでいきたいなと思います。
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