この間娘と出掛けていた時、夫からLINEが入りました。見れば「お隣さんから、お赤飯もらったよ」とのこと。帰宅後聞いてみると、おばあちゃんが誕生日だったそうで、台所にはおばあちゃんが炊いたもちもちのお赤飯が、可愛らしいナプキンに包まれておいてありました。翌朝それをおにぎりにしてみんなで食べ、食べながら80歳を超えても家事にまめなおばあちゃんについて、どうやったらあんなふうに元気に歳をとれるんだろう?という話題になりました。
このブログにも度々登場するお隣のおばあちゃんですが、80歳を超えているのに背中も曲がらず、髪の毛も多く、お肌もつやつやで実際の年齢よりももっとずっと若く見えます。坂の上に家があるのに、坂の下にある1キロ以上離れたスーパーに歩いて行きます。「老人会なの」ときれいにお化粧して出掛け、そこで作った色とりどりの折り紙の作品をわが家にも分けてくれます。梅干しも漬けるし、ぬか漬けもするし、今は玄関にクリスマスの飾りつけをきれいにしています。
「いったいどうしたらそうやって元気に歳をとれるのかなって話してたんです。何を食べて、どういう生活習慣が必要なのかなって。」
翌日おばあちゃんに会った時、お赤飯のお礼を伝えた後でそんなふうに聞いてみました。するとおばあちゃん思い出したように、
「そうそう、この間友達が言ってたんだけどさ、『男の孫』の世話をするといいらしいのよ。気持ちがしゃきっとするんだって。」
とのこと。確かにおばあちゃんは男のお孫さん(といっても成人していますが)と一緒におじいちゃんと3人で暮らしていて、勤務先がこちらのほうのお孫さんの食事や洗濯などのお世話をしています。何故「男」なのかというと、「女の孫はね、やっぱり女同士だから競い合うっていうか、喧嘩になるらしいんだよね。比べて男の子は労わってくれて、優しいからね」だそう。ふふふと笑いながら教えてくれました。
なるほどー。それはすごい耳より情報。でも、「男」で「孫」で「お世話する」って、なかなか条件揃わないかもなぁ。
そう思い、続けて
「じゃあ、食べ物とかって何かあります?ずっと続けていることとか」
と聞いてみました。すると、
「ビタミンEは、毎日ひと粒、もう若い時からずっと飲んでるね。あとはビタミンB。B6とか12とか、たくさん入ったやつもひと粒飲んでる。あとは・・何でも食べることかなぁ」
そう、からからっと笑って言いました。
「男の孫」「ビタミンEとB」「何でも食べる」・・いくつかのキーワードを教えてもらいましたが、健康長寿の秘訣、私の結論はやはり何より「日々を丁寧に暮らすこと」なんじゃないかなと思います。
「日々を丁寧に暮らすこと」は「自分を丁寧に扱うこと」とイコールだと思うのです。自分を丁寧に扱う暮らしをすること。食べることも、寝ることも、運動することも、精神面でも。「自分を丁寧に扱う」って、意識しないと結構難しいですが、日々選択する中で「これは自分を丁寧に扱うことになるかな?」と問いかけるようにしたら、その選択の結果がいい形で自分に返ってくるんじゃないでしょうか。そしてそんな積み重ねが、歳をとってからの体内年齢の差に顕著にあらわれるのだと思います。
私も自分を丁寧に扱うようにしよう。そう思いながら、偶然にもグアムで買ってあったビタミンEとBのサプリメントを出してきて飲みました。
ああそういえばもうひとつ。
「あとアタシはね、あんまり甘いものは食べないかな」
そういえばそんなこと言ってたような。。。
それは、聞かなかったことにしようか。。
いや、ダメか(笑)
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