こだわりがあるわけではないですが、骨董が好きです。
20代の若い頃はカントリーちっくなものが好きで、部屋も雑貨も
明るくカジュアルなものを選んで飾っていました。でも歳をとるにつれて、
使い込んだからこその艶だったり、色だったり、昔だから作れた質の良さ
のようなものが、何とも言えず良いな~と思うようになりました。
とはいえ、骨董は高い。
もう手に入らないから価値があるのもわかるのですが、
家具も雑貨もお皿も・・良いなぁと思うものはやっぱり高くて、
そうそう簡単に買えるものではありません。
そんなこんなで骨董に目覚めた数年前は、ローカルな骨董市情報を調べて探し、
お寺の庭だったりどこかの会議室だったり、時にはフリーマーケット等で、
掘り出し物を探すのが趣味になっていました。
そんなときに見つけたのが、この急須です。
写真ではちょっとわかりにくいのですが、かなり大きい。
直径15センチくらい。700ミリリットルのお湯が入ります。
お台場の骨董市で見つけたものですが、実はこれ、昭和の時代に
海外向けに作られた、デッドストックの急須なんだそうです。
急須でこれだけ大きいものって、なかなかないですよね。
うちは4人家族でみんなよくお茶を飲むので、普通の急須では
一度では注ぎきれません。
それと、私は大好物の豆大福を食べる時、それはそれは何杯も煎茶を
飲むので、やっぱり大きな急須が楽です(笑)
ということで、即買いでした。
はっきりとは覚えていないのですが、
確か3000円位だったと思います。
買ってからもう5年くらい経ちますが、丈夫だし、使い勝手はやっぱり良いし、
何より可愛いし、お茶にも紅茶にもハーブティーにも、いつも使って
育てるように可愛がっています。
どっしりしたボディも、最近自分を見るようで
愛着湧いてきたりして(笑)