おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

おいなりさんとキツネにつままれた話

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お天気が悪かった土曜日。

おいなりさんを作りました。

先日、子ども達に作ったお弁当が

あまりに好評だったので

 

油揚げをたくさん買ってきて

ふくふくと、油揚げを煮て。

 

--お揚げの煮方---------------

 油揚げを半分に切り、菜箸をころがして

 開きます。熱湯でさっと油抜きし、

 水気を切って、だし汁100ミリリットル、

 しょうゆ大2、きび糖大2、みりん大1で

 煮詰めます。(だしはほんだしでも◎)

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家で作るお揚げがこんなに美味しいと

誰も教えてくれなかった。母も。

おいなりさんは買ってくるもの。

具が色々に入ったもの。

そう思っていたけれど。

 

家で作った簡単なすし酢と

ごまを混ぜただけのいなりずしが

こんなに美味しいなんて。

自画自賛と言われても何でも

とにかく素敵な発見だった。

 

 

 

さて油揚げといえばキツネ。夫が、

「これはうどんに入れたら美味しい

キツネうどんが出来る」と言うのを聞き、

ずーっと昔の、キツネにつままれたような

出来事を思い出しました。

 

 

 

あれは私が3~4歳だった頃。

 

 

兄の具合が悪く、車で2キロほど

離れた診療所に

家族で行くことになりました。

 

ところが、診療所に着くまでに

私はすっかり熟睡。

小さい頃から、寝起きがめちゃめちゃ

悪かった私を両親は起こしたくないと、

そのまま車で寝かせておくことに

したそうです。

 

 

そして兄の診察が終わり、車に戻ると

私が居ない。

 

両親は焦って周囲を探しまわりましたが

全然見つからない。

 

3歳の足で、どこに行けるものか。

誘拐か?と、必死で探し、

これは警察に連絡するしかないかと

家に帰ったところ、

 

 

私が玄関先でワンワン泣いていたそうです。

 

 

実は私にもその時の記憶があり、

ぼんやりですが、診療所に行ったこと・

一人残されたこと・家の前で泣いていた

ことを覚えています。

 

 

でも、どこをどうやって帰ったのかは

全然覚えていないのです。

 

 

自分の足で帰ったとしか

説明がつかないのですが、

それにしても3歳。

 

 

ふと起きたときに誰も居ないと気付き、

車から出て泣いて探し回る3歳の私を、

何か見えない力がひょいっと

家まで連れて行ってくれたような

そんな気がしてなりません。

 

 

その後、今でもあの時の話は

「キツネにつままれたようだったわよね」と

母や兄との笑い話として出ますが、

 

当の私は、「寝ぼけ癖がひどすぎた」と

思う気持ち半分、

何か大ーーきなものに、守られて

いるんだなと思う気持ちが半分。

 

 

何故なら、怖かった・不安だったと

いう記憶が全くないのです。

 

 

もしくは本当に

キツネのいたずらだったのか。

 

 

どちらにしても。

思い出すと温かい気持ちになるような

不思議な出来事です。

 

 

 

 

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