私は今、整理収納アドバイザーの勉強をしています。
もともと暮らしまわりについての本を読むのが大好きで、様々な本を読んでは自分の暮らしに取り入れて楽しんでいました。なので新しく学ぶというよりは、知識としてあった手法を体系的に学びなおしている感じです。
興味があったことなので勉強そのものは楽しいのですが、大変なのが実践。当たり前なのですが、まずは自分の家を実践の場として、引出しに始まり、冷蔵庫・収納棚・子ども部屋・押入れ・・と、次々整理していきます。これが結構大変なのです。
何故大変かというと、まず時間がない。テキストを読んで勉強するくらいならスキマ時間でどうにか出来ますが、例えば冷蔵庫の中のものを全部出して、残すものと捨てるものとを分類し、収納して・・という実践になると、30分や1時間は当たり前。分類に迷いが生じると、2時間も3時間もかかってしまうこともあります。
特に子ども達が近くで見ていたりすると、「えー、それ捨てちゃうの?」やら、「そのコップは使うの!」やらもう雑音がうるさい(笑)
そして疲れてきて、いつの間にか分類するのを忘れて「ここにスペースを作ればこれが入る」と、収納を先に考えていることに気付きます。こうなってしまうといつもの片付けに終わってしまうので、慌てて分類し直し。頭を「整理頭」にし続けるのは、慣れるまでは大変です。
そして、整理って奥深く本当に難しい。
これまで本を読んでそれなりにモノの整理はしていたつもりでしたが、きちんと勉強して改めて実践してみると、ちっとも出来ていなかった。いかにたくさんのモノに囲まれて暮らしていたかがわかりました。これを全部、「いらないモノ」として捨ててしまえばそっちのほうが楽なのでしょうが、自分の暮らしを潤してくれる、自分にとって大切なモノはやっぱり捨てたくありません。
例えば、梅干し作りやパウンドケーキ作りは生きていくのに必要かと聞かれたら必要ではありません。必要なければ大きなザルも保存瓶も型もホイッパーも要らないのです。でも、私にとってはそれがあるから季節を迎える楽しみが増え、朝ごはんが楽しみになる。人によっては要らなくても、私にとっては大切なことやモノがあるのです。
人によって基準は違う。だからこそ事実をもとに分類していくことが大切なんですね。
そんなこんなで、平日の仕事後はとても無理で、週末の半日を使って整理したパントリー。
<整理前>
<整理後>
見た目にそう変わっていないように見えますが、これでもかなりのモノを捨てました。そして奥行きのない棚にあえて変えることで、お皿を取り出すアクションを減らして作業が快適になりました。未練たらたらに残したグラスなどもありますが、これから繰り返し見直していこうと思います。
これから資格取得までくじけずに勉強して、実家の片付けに挑むのが目標です。
頑張ります!
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