金曜の夜から、越後湯沢に行ってきました。
目的はスキー。 子ども達は3シーズン目のスキーです。
「 楽しくなかったら意味がないから、 そこそこ滑ったらやめて宿でゆっくりしようね」 と夫とにこやかに話していたのもつかの間、 最初のリフト乗り場の緩やかな斜面で板のまま登れずに「 もうやだ。帰る」と泣きべその本気で言い出された時には、
「 お前たち、 このウエアと板とブーツのレンタルもリフト一日券も来る前に買ったゴーグルもグ ローブも、この1メートル位の斜面を登るために・・いや、 登れなくて挫けるためにお金払ったわけじゃねんだ。 いい加減にしろっ!」
と子ども達を立たせて板を脱がせ、 無理矢理リフトに乗せ、鬼監督のようになった母なのでした(笑)
結局なんだかんだ言いながらも滑っているうちに子ども達もコツを 思い出し、 途中休憩を入れながら最終的には中級コースまで滑れるようになり ました。鬼監督と言いながらも実はそうスキーが上手くない私は、 子ども達に教えるフリして最初から最後まで「超・ボーゲン」。 そんな母をよそに子ども達は3回目のスキーとは思えないほどの上 達ぶり。勉強でも運動でも、 子どものスポンジのような吸収力には本当にいつも驚かされます。
スキーを終え、帰りの越後湯沢駅で買ったもの。
ころころとしたむかご。
ゴボウの干したもの。
越のむらさき
むかごの旬はもう少し前なんだと思いますが、家の近くでこんなふうに売っているのを見ないので、どうしても食べたくなりました。
ゴボウの干したのは、お茶でも、 お味噌汁にそのまま入れてもいただけるそう。
越のむらさきは、かつおだしのお醤油。かけ醤油として、 お寿司に、だし巻き卵にと色々に使えそうです。
越のむらさきは早速今日の朝ごはんのたまごかけご飯に使ってみました。だしが効いていて、 普通のお醤油と違いほんのりと甘味もあって、 すごく美味しかった。
そして、今晩のご飯は。
むかごご飯。
ちょっぴり塩をきかせて炊いたむかごご飯。 むかごはもっちりして噛むとほわっと芋の香り。 おかずなしでもどんどん食べられそうで、「おいしいねー」 と子ども達に笑いかけました。
「ねぇ、これ全部食べなきゃダメ?」
息子に至っては、ご飯の中からむかごを次々に取り出す始末。
・・鬼の形相をどうにか閉じ込め、「全部食べてね。 おいしいからね」とにこやかに言い、 残すことを許さなかった母なのでした。
何事も、最初の一歩だけであきらめちゃいかんのだ。
わかったか。