おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

今日、会社サボりました。

ここ2週間ほど会議室に閉じ込められ、資料を作っては修正、作っては修正の繰り返しで、挙げ句の果てにその資料で上司が社長にプレゼンしたら、社長の意向とは全く違うトンチンカンな内容だったという、トホホな結末。「何だかねー」と笑って終わりにする上司を見て、怒りを通り越し悲しくなったのは月曜日のこと。

何事もなかったかのように笑っている上司を見ながら、私何やってんだろうと落ち込みストレスフルだった今週。

 

今日、会社サボりました。

 

 

私、何やってんだろう。何のために仕事してんだろう。誰のために仕事してんだろう。いや、誰のために仕事したいんだろう。私は、社長のために仕事したいんじゃなくて、会社のためかといえばそうでもなくて、自分が働くことで、誰かの、何かの役に立ちたい。少なくとも、目の前のプレゼン資料を見栄え良くして社長の機嫌を損ねないためにやってるわけじゃない。

 

お金のためと割り切ることも出来るけど、そうするには自分の時間を取られすぎていて、もったいない。時間がもったいない…そんな風に考えていた時、7月から更に担当が増えると知り、ちょっと休まずにいられなくなりました。甘いのはわかっているけど、自分を少し解放したくなりました。体調が悪いと適当な理由をつけて、今日会社サボりました。

 

サボって何をしたかというと、映画を観てきました。サボって観るにはぴったりの映画ですよね(笑)すごく、観たかったんです。

 

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www.choi-yame.jp

 

結末はきれいにおさまり過ぎている感じがあるけれど、でも良かった。「会社なんていつでも辞められる」と思えて勇気が出ました。

終盤、主人公の青山が両親に会いに行き、母親に「会社を辞めると言ったらどうする?」と聞く場面があります。その時、母はこう答えます。

「いいんじゃない、辞めても。世界中に会社なんて、ひとつじゃないんだし」「人生なんて、生きていれば案外なんとかなるもんよ」

 

映画の中のどこよりも、この場面がよかった。今の自分には言葉が染みて、泣けました。

 

 

9年前、2度目の育児休職から復帰したとき私はとても満たされていて、怖いものは何もなかった。会社なんて辞めても、私には母親としての役目がある。だから自信をもって、仕事にもまっすぐに向き合うことが出来ました。でも今は色々な気持ちが邪魔をして、辞められない、辞めたら大変だと会社にしがみついているところがある。だから自分の気持ちを抑えることがあって、そんな時はそんな自分も、そんな働き方も嫌だなと思うのです。

 

会社サボるのは、「サボってやったぞ、こら」という仕返しみたいな気持ちもあります。考えてみれば単に自分の有休が減るだけの話で、会社には痛くも痒くもないことなのだけれど。それで自分がスッキリするなら、たまにはいいかなと、自分を正当化しています(笑)

 

 

映画のキーにもなっている、青空。

 

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何年か前に、青空の下きゃあきゃあと笑いながら遊ぶ子ども達を撮ったものです。これ以上幸せな瞬間は、ないなと思う。子ども達の笑顔と、青空。

 

 

また来週から、頑張りますね。

家族がいるから、大丈夫。

 

 

 

 

 

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