先日の土曜日のこと。娘は友達と映画に出掛けてしまって息子は夫と職場のイベントに行ってしまって私は毎週行っているエアロビクス教室がお休みで、何やらぽっかりと時間が空いてしまいました。
せっかくだしどこかへランチにでも行こうかなと思ったのですが、お天気は下り坂予報。帰りに雨風に煽られるのも嫌だし、そういえば冷蔵庫にお揚げを煮たのがあったのを思い出し、ご飯を炊いておいなりさんを作って食べることにしました。
ご飯は雑穀を入れて炊いたもの。普段は白いご飯に白ごまとすし酢だけなのですが、たまには変りダネも面白いかなと思って。雑穀の食感が楽しめるので、ごまは入れず、すし酢は普段どおりに入れました。
付け添えは白菜の漬物と、実家の母からもらった蕗の肉詰め。これが美味しくて美味しくて、あっという間に食べてしまいました。
夫の姉が今年に入って7キロも痩せたと聞き、明らかにスリムになったその体は一体どうやって痩せたのだと少し前親戚が集まった時に話題になりました。聞けば、「食事は一日一食、夜だけ。そのかわり夜は好きなものを好きなだけ食べる」という、一日一食ダイエットだそう。胃腸のためには空腹にする時間をとったほうがいいと聞いたこともあるし、長寿の方がそんな食べ方をしていると聞いたこともある。義姉はいかにも健康そうでストレスもまったく溜まっていないようでした。でも一方で、好きなものを好きなだけ食べるというのは逆に体に負担がかかるのでは?とか、体に悪いものをたくさん食べてしまうこともあるのでは?とちょっと気になって聞いてみました。そうしたらこんな答えが返ってきました。
「食べたいものは、自分で作る。これを基本にしてるから。」
これってすごいことだと思う。義姉の子ども達はもう独立していて旦那さんと2人。旦那さんは食事をしてから帰ってくることもあるそう。私だったら、「やったー!夜がきた!ごはんがきた!」って、外食しまくりで好きなもの食べまくりになっちゃう気がします。「食べたいものは自分で作る。」料理上手の義姉ならではだなと思いましたし、義姉が健康的に痩せた理由がわかりました。
雑穀おいなりさんを食べながら義姉のことを思い出し、たとえおいなりさん一つでも、こうして自分で作って食材を消費して食べるというのは気分がいいし、体にも気持ちいいことだなとしみじみ思ったのでした。
これから先、子ども達や夫と生活のペースが変わっても、そういう食に対する正しい軸みたいなものは、持ち続けたいな。そんなふうに思います。
-----------
覗いてくださり、ありがとうございます。
訪問いただいたしるしに、お弁当ぽちりとしていただけると大変嬉しいです。
また遊びにきてくださいね!
---------------------------------------
Instagramもやってます。よかったら覗いてみてください。