そもそも私がクイジナートのフードプロセッサーを買ったのは、テレビでやってた「たまねぎ氷健康法」を試したかったからでした。たまねぎ氷健康法、美味しくて良かったんですが数回やったら案の定面倒くさくなって、それからというものこのフードプロセッサーが登場するのはミートソースを作る時のみ。ミートソースは色々な野菜を細かいみじん切りにする必要があったので結構使っていましたが、それ以外は「洗うこと考えたら包丁で切っちゃったほうがいい」とまったく使わなかったのです。
そしてそのうちミートソースにも「やっぱり面倒じゃ」と使わなくなって、フードプロセッサーは引き出しの奥にしまわれ、片付けのたびに「ああどうしよう。捨てるか?使うか?」と悩みの種になっていました。ところが、このフードプロセッサーが日の目を見る時がやってきたのです!!!それは・・
チーズケーキ!!!
中川たまさんの新著、「おおらかなおやつ」の中で、たまさんが何度も作っているというチーズケーキが、フードプロセッサーを使ったレシピだったのです。私の中でフードプロセッサーは刻むもの、というイメージで固定化されていたので、これはちょっと目から鱗でした。確かに機械の力を使えば固いバターもチーズも小麦粉だってきれいに混ぜることが出来てしまう。たまさんのチーズケーキがあまりに美味しそうだったので、ものは試しとフードプロセッサーを使ったチーズケーキを作ってみることにしました。
作り方は本当にびっくりするくらい簡単で、材料全部をフードプロセッサーでがーっと混ぜて、オーブンで湯せん焼きにするだけ。
出来上がりはふっくらしているのですが、これを冷蔵庫で冷やすとこんなふうにみちっと固まります。
夕食後、ジャムと冷凍してあったブルーベリーを添えていざ。
これがもう。
超絶美味しい!
今まで色々なチーズケーキを作ってきましたが、それなりに美味しくてもどうしても「これ以外ない!」という味にはならなくて、やっぱりお店で買うのが一番なのかなぁと思っていました。そんなことはなかった。もうこれ以外ない。濃厚で、チーズとバニラとレモンの風味が良くて、本当に美味しい。今まで作ってきたレシピだって使う材料はほぼ同じなのに、何が違うのかといえばそう。フードプロセッサーしか思い当たらないのです。
すごいなぁ。フードプロセッサー。やるじゃん、フードプロセッサー。
ということで、卵焼きが卵焼き器であるように。カフェオレが柳宗理のミルクパンであるように。肉まんが蒸篭であるように。私の中ではチーズケーキはフードプロセッサーになったのでした。いやー、もう捨てられない。フードプロセッサー(笑)
というか、混ぜる・捏ねるがいけるなら、クッキーとかパンとかも意外といけるんじゃないの?と、もっとフードプロセッサーの活躍の場を広げられないかと思案中。宝の持ち腐れでしたね。反省です。
さて。お気づきかしら皆さん。
美味しいはいいんだけど、さすがにこの差はないよね。そりゃ娘に怒られるよ。娘もチーズケーキ大好きなんだから。
息子1.5センチ。娘2.5センチ。私3.5センチ。上の写真の一番手前が私のです(笑)おかしいんですよ。平等に切ろうと思っても手が勝手にね。一度置いた位置からナイフをずらそうとするんだよね。おかしいなぁ。
ぶーぶー文句言う娘に、まあいいじゃん、また作るからさー。なんて言いながら、みんなで美味しくいただいたのでした。
ごちそうさま。
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