咳人間から脱しつつある。
まだまだ息子を叱る時などに「ゲームの前に宿題やりなさいって言ったでしょ!ぅ・・ウォッホッホン!」と最後に咳で締めてしまうあたり、健康黒酢ドリンクを飲もうとして喉に刺激が加えられ「ぅぐ!・・ブーッ!ブハーッ!」と流しに吐き出してしまうあたりは咳人間が居座っていることをあらわしているが、それでも朝晩の咳発作さえ凌げば昼間はどうにか人間らしい生活が送れるようになってきた。
ほんと、咳がないってそれだけで何て幸せなんだろうとしみじみ普通の呼吸の良さを噛みしめているのであります。
実は夜の咳発作がひどくて眠れない日が数日続いていました。もうこれは本当に吸入器のお世話にならないとダメかも。そう思いながら、藁にもすがる気持ちで民間療法でも何でもとにかく咳を止めてくれるものはないかと調べてみたのです。そうしたら、ありました!「薬を飲んでも治らなかった咳がこれで止まった」「夜眠れるようになった」の声。見つけたのは、「れんこん湯」です。
材料も作り方もとてもシンプル。
<材料 1人分>
・れんこん2~3センチ
・はちみつ大さじ1
・レモン汁小さじ1
作り方は、れんこんを擂ってさらしやキッチンペーパーで水分を絞り、そこにお湯を150mlくらい入れて、はちみつとレモン汁を入れ混ぜるだけ。
「えー、絶対美味しくないよ」と思いながらも咳を止めたい一心で飲んでみると、これが意外とクセがない。はちみつとレモンのさっぱりさで、全然美味しく飲めました。とろっとして、体も温まるし喉にも優しい。うん、なかなかいいじゃないと飲み終えて、布団に入ったのです。
そうしたら驚くべきことに、なんと。
その晩、朝までグッスリ眠ることが出来たのです!!!!!一度も起きずに。すごーい!
ちょっとあまりの感動に、起きてから家族みんなに「聞いて聞いて」と言いまくりました。
れんこんにはタンニンが含まれているそうですが、これが炎症を改善し、アレルギーの原因物質が入ると分泌されるヒスタミンを抑制するそう。また、れんこんには痰をきりやすくする効果もあるとのこと。もちろん飲めばぴたりと咳が止まるというわけではありませんが、とにかく眠れる。それだけでも充分有り難い。
ということで、今日もれんこん様様とせっせとれんこんを擂り、日中もお茶の代わりに飲んでいるのであります。
そういえば、パックに入った大きなれんこんを見て、夫が言いました。
「おおー、立派なれんこん。いいね、これできんぴら作ってよ」
すみません、残念ながらきんぴらにはなりません。
この大きなれんこんは、咳人間の私が普通の人間に戻るための最後の砦。申し訳ないが独り占めさせてくれ。
今晩も家族が寝静まった台所で、れんこん擂り擂り。
「早く人間になりたい・・ゲホ」と、妖怪咳人間はつぶやくのであった。(早く治せよ(笑))
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