夏休みに入ってすぐのこと、娘が「マニキュアを塗りたい」と言ってきました。
娘も息子も夏休みは学童へ通っていますが、毎年夏休みになると学童に来る女の子たちは手や足に可愛いマニキュアを塗りはじめるのだそう。そういえば私も小学生の頃からそんなおしゃれに興味をもったし、マニキュアも塗っていたなと思い出しました。凝ったことは出来ないので、私が持っているピンクやベージュや青に、キラキラのラメのマニキュアを、足の指に重ね塗りしてあげました。
旅行先で、ネイルやさんごっこ(笑)
8月の終わり、ああ来週から学校だねという頃には塗ったマニキュアも剥げかかり、それを見るといつも夏の終わりを感じます。学校が始まった今では、娘の爪もすっかり元通りになりました。
最近は、会社でも若い子達はもちろん、同年代や先輩の女性にもネイルを楽しむ人が増えました。きれいな指先でパソコンを打ったり、メモを取ったりするさまは、いいな、美しいなと思います。以前何かの記事で見たのですが、指先のおしゃれというものは、顔や髪等と違って常に自分の目に入るので、気持ちが上がるそう。指先がきれいだと、手でする作業そのものがきれいに見えるので、すごくわかる気がします。
でも、我ながらすごく残念なのですが、私はどうにも真似することが出来ません。
今は、剥げないものや体に害がないネイルなど、家事をしながら楽しめるネイルもたくさんあるのだと思います。でも、自分の中でネイルをして食品を触ることにどうしても抵抗があるのと、何よりそもそも爪を伸ばすことが出来ないのです。我慢できるのは2ミリくらい。それ以上になると爪の間にモノが挟まるのが不快で、すぐに切ってしまいます。
もともと巻き爪で、モノが挟まりやすいというのもあるのかもしれませんが、一度にんにくの皮が挟まっていつまでも爪の先がにんにく臭くて参ったことがありました(笑)。そんなこんなで、娘に「切り過ぎじゃない?」と注意される程、いつも丸い、おだんごのような爪をしています。
でも、この手を使ってお米を洗い、糠を混ぜ、塩をつまみ、ほうれん草を絞り、ハンバーグをこねるとき、まっさらの手でごはんを作ることはとても清潔だし、これはこれで母親らしくていいんじゃないかと思うのです。
そういえば。
70も半ばにさしかかる母は、足の指には今でも可愛らしく赤のマニキュアを塗るのですが、若い時も今も指にマニキュアをしません。
皺も増えてごつごつした自分の手を眺めながら、なんだか母の手に似てきたなと思う、今日この頃です。
ところで話は変わりますが。
土曜日に見つけた大きな幼虫。月曜の朝は、いなくなっていました。前にパセリの中で見た恐怖の光景がまざまざと思い出され、いなくなった木のフェンスをじっと見つめた朝です・・。
ごめんねーっ
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