今、週に一度のペースで在宅勤務をしています。
会社で仕事をするのと違って切り替えがなかなか難しいこともあるのですが、ちょっと学校へ行く用事があったり、子どもの病院の付き添いがある時など、休みを取るほどでもないちょっとした用事をこなせるので、とても便利に活用しています。
ただ、時々迷うのは、お昼ごはん。
皆さん、普段一人で家に居る時、何を食べていますか?
おにぎりを持って歩きがてら公園へ行ったり、パンを買いに駅の近くまで行ったり、時にはお店に食べに行ったり、在宅勤務は家にこもって人ともしゃべらないので、なるべく外に出るようにしています。でも、気分が乗らない時もあって、そんな時は何を食べようかちょっと迷います。わざわざ自分のためだけに作るのも面倒だし、時間かかるしなぁ・・でも外に出たくないし。
先日そんな気分の時、冷静に、冷静に、「私は何が食べたいんだ?」と考えてみました。そうしたら、自分でも可笑しくなってしまうのですが、いつものお弁当の内容でした。
その日のお昼ご飯はこれ。
黒米おにぎり、にんじんサラダ、金時豆、肉だんご、梅干し。
どれも冷蔵庫か冷凍庫にあったもの。お茶は朝に沸かしてポットに入れておいた番茶です。
これをお弁当箱に詰めたらいつものお弁当じゃん!と思ったら、私のお昼ご飯はすっかり粗食が定番になってしまったのだなぁと思いました。そしてどこかでお昼を食べるより、買ってくるより、ずっとこのご飯が体に染みて美味しいと感じる自分がいたことに、なんだかホッとしました。
これはその次のお家でのお昼ごはん。
黒米ごはん、前の日の残りのカツ煮、菜の花のおひたし、金時豆、ふきみそ、義父のたくあん、梅干し。お弁当にカツが入ることなど滅多にない(笑)私には豪華版です。
ちょっと仕事が忙しかったので、洗い物を少なくするため朝に詰めました。テレビを見ながら食べるお弁当もなかなか美味しかった。
以前、お隣のおばあちゃんが、「一人でご飯を食べるときは、おかかとお醤油をたらした梅干しがあれば十分」と言っていたのを思い出しました。うちの母も、「白菜の漬物だけでご飯が食べられる」とよく言います。歳を重ねるほどに食はシンプルになっていくのでしょう。でもそれが別に嫌じゃないです。しみじみ、美味しくご飯が食べられれば、それが一番だなと思います。
今日は寒かったですね。
三寒四温。明日は陽射しが戻りそうです。
うちの小庭のミモザが、可愛らしい花をつけました。
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