おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

テニスと娘と私と子育て


実は私、学生時代からずっとテニスをやっていて、社会人になってからも会社の実業団やテニスクラブ等、出産するまでずっとテニスを続けてきたテニスバカです。


中学から始めたテニスは学生時代は体育会系、社会に出てからも会社の試合や市のテニス協会の方にレッスンしてもらって草トーに出たりと、常に競技テニスをやっていました。出産・子育てで競技テニスを離れてからは旅行先でお遊びテニスをする程度で、ゆるーく続けるテニスはそれはそれで楽しく、まぁこんな程度で続けていくのもいいかなと思っていました。

それが、娘が中学でテニス部に入り、なんとなく自分もテニスをする場が増えてきたら、またスイッチが入ってしまった。娘と一緒に参加した区のテニス教室で、相手からのサーブを受けようと構えていた時、自分でも「カチッ」と聞こえた気がするくらいスイッチが確実に入りました(笑)「これだよ、すっごい楽しかったんだった。」と、テニスの楽しさに改めて気付いた感じです。最初は娘に練習させようと入った教室でしたが、今や娘が居なくても楽しくて参加していて、娘も呆れるほどです(笑)


でも。

だからといって、テニス部に入った娘も同じようにテニスを楽しめるかといったら、そうではないんですよね。




今、娘の部活へのモチベーションが最高潮に下がっていて、親としてどう励ましたらいいのか悩んでいます。


厳しい顧問の先生と、それに加えて先輩達ともうまくいかず、試合に出ても満足いくプレイが出来ず、ここ1か月くらいは「辞めたい。辞めてもいいか。」のくり返し。朝から暗い顔をして出ていく娘を見ていると、さすがに可哀想になってきています。自分がテニスが好きで、しかも最近また楽しくなってきたところなので、娘にも頑張って続けて欲しい気持ちはあります。でも、親の押し付けで続けさせるのは嫌だし、娘に辛い思いをさせたくはありません。


私の学生時代は親が部活のことをとやかく言うことはなかったし、試合を見に来たことすらありませんでした。それが普通でした。みんな自分で決めて入部したり退部したり、先輩たちに辛く当たられても子ども同士で励まし合いました。自分が続けたかったから続けた。辞めることが悔しかった。試合に勝ちたかった。それと先生が嫌だとか先輩が嫌だとかはまた別の次元の話でした。


今は中学校の部活でも親が結構関わるし、子ども達も相談してきます。自分で決めて入った部活だから、続けるのかどうかは娘に自分で決めて欲しいし、そこまでの過程で正しく悩んで欲しい。でも今そこで悩む力が娘にあるのかと聞かれたら、導いてあげるサポートがまだまだ必要な気もします。でも自分が大好きなテニスなので、導いてあげたとしてもそれが偏った導きになりそうな気もして悩ましいのです。

子どもが選択する道というのは、親の影響を大きく受けていると思います。周りを見ても、特に女の子は部活だけでなく選ぶ学校や就職などの進路に、親が喜びそうなところを選んでいることがとても多いです。私は娘の部活にテニスを選べと言ったことはありませんが、娘も自分で気づかないだけで、多分、そうなんだと思います。だから自分が辞めることで親にがっかりさせたくないという気持ちもすごくあるんだと思う。


それがわかるだけに、悩ましい。娘を縛りたくない反面、自分の中では娘が辞めてしまったらものすごく残念なのは確かで。そしてどこかで、そんなに親が関わるもんじゃないとも思う。


小学校と違ってここから先の子育ては「我慢して見守る」こと、そしてフォローのさじ加減がとても難しいなと感じる今日この頃です。


何にしても娘が後悔しない選択が出来るよう、そのために家が安心して悩める場であるように、そんなサポートをしていけたらと思っています。



中学生育てもなかなか悩ましいですね(笑)



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